
矯正中に口臭や虫歯のリスクが高まる理由は、おもに3つあります。
【汚れが溜まりやすい】
矯正装置を取り付けていると、食べかすなどが装置の隙間に引っかかり、口の中に残りやすくなります。また、装置は凹凸が多いため歯磨きしづらく、磨き残しも増えがちです。このような理由で口の中に汚れが溜まっていると、細菌が繁殖して口臭や虫歯を引き起こしてしまいます。
【口の中に傷ができやすい】
矯正装置が頬の粘膜や唇の裏側に当たることで、口の中に傷ができやすくなります。炎症が悪化して化膿すると、口臭につながる可能性があります。
【口の中が乾燥しやすい】
矯正装置・器具の影響で口を閉じづらくなり、口腔内が乾燥しやすいのも原因の一つです。本来、口腔内は唾液で潤っており殺菌作用が働いていますが、乾燥して唾液量が減ると細菌が繁殖しやすくなります。