歯周病はとても気付きにくく、痛みや違和感が感じられた時には、すでに重度にまで進行してしまっている場合が多くとても厄介な病気なのです。。
初期の歯周病の治療は、専用器具を用いて歯の根や表面についた歯垢や歯石を除去し、それ以上の進行を止めます。
また重度に進行している場合は、外科的な治療を行う場合もあります。
歯の根の表面に付いた歯垢や歯石とともに感染した歯肉を除去する手術、失った骨を再生する手術など、患者さんの状態に合わせて行います。
歯科用CTで正確な歯周病診断が可能です
歯科用CTの精密な画像で、歯根の周りの歯槽骨の状態を立体的に把握できます。
歯周病が進行すると、歯肉や歯槽骨などの歯周組織が破壊されてしまいますので、歯槽骨の吸収した範囲や状態の診断もより正確に行えますので、歯周病や歯槽膿漏の治療方針決定に必要不可欠です。
当院では、歯周組織再生療法「エムドゲイン」を導入しております。
エムドゲインとは、エナメルマトリックスという豚の歯杯組織から抽出したタンパク質であり、これを歯周病治療に応用する事で、歯が発生する時と同じ環境を作り出し、歯周組織を再生できる薬剤です。
SRP – スケーリング&ルートプレーニング
SRPとはスケーリング&ルートプレーニングの略です。
歯周病の原因である歯に付着したプラークや歯石、その他の沈着物などを除去し、歯の表面をきれいにする処置です。
歯石は歯磨きで取り除くことができないため、このスケーリング・ルートプレーニング処置により歯石を除去します。細菌に汚染された歯の表面(歯根表面)を清掃し滑らかにすることで、炎症をおこしている歯周組織が治癒しやすい環境を整えます。
歯周基本治療(初期治療)であるスケーリング・ルートプレーニングは、歯周病を改善させる上でとても重要な処置となります。
エムドゲイン療法
比較的軽い歯周病であれば、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることで治すことが出来ます。
しかし、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織を回復させるための手術(歯周外科手術)が必要となります。
この手術の際に、手術治療を補助するための歯周組織再生誘導材料という歯科用の材料が使われることがあります。
エムドゲインゲルとは、スウェーデンのビオラ社で開発された新しい歯周組織再生誘導材料のことです。エムドゲインゲルの主成分(エナメルマトリックスデリバティブ)は、子供のころ、歯が生えてくる時に重要な働きをするたん白質の一種でできています。現在の科学水準に基づく高い安全性確保の下、幼若豚の歯胚から抽出精製したもので、2001年12月現在、世界28カ国で使用されています。
歯周外科手術の際に、手術部位にエムドゲインゲルを塗布することにより、歯の発生過程に似た環境を再現することができます。こうして、初めて歯が生えたときと同じような強固な付着機能を持つ歯周組織の再生を促し、健康な歯周組織を取り戻します。



