インプラントの安全性

safety

highest Safety&quality
安全性の高いインプラント治療
妥協のないこだわり

インプラント治療とは、失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根(インプラント体)を歯のなくなった部分の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して機能回復する治療法です。インプラント治療を行うことで、食べる・話す・笑うなど一般生活で必要不可欠な機能が正しく改善されます。
インプラント治療は、大きなメリットがある反面、外科的手術が必要なため、安全性が特に求められる治療方法です。

手術自体は30分~3時間(内容により異なります)で完了し、入院の必要なく帰宅できる小さなものですが、それでも出血や腫れ、違和感が出るトラブルが起こることはあります。
通常であれば、多少の痛みや違和感が出ても施術直後だけですぐにおさまります。
しかし、まれに症状が持続し悪化することがあります。

インプラント治療のトラブルには、必ずその原因があります。
それらを一つ一つ丁寧に対処をしていればトラブルは限りなくゼロになります。
私たちの安全性に対するこだわりをご紹介いたします。

歯科医師の高い技術レベル
日本口腔インプラント学会 専門医

毎年国民生活センターには多くの国民の皆さまからインプラント治療に係る問題の相談が寄せられています。
主な相談内容は
・相談に行った次の予約日にいきなり手術され、出血が止まらず入院した。
・インプラント治療のリスクが上がる骨粗しょう症の薬を服用していたが治療された。
・手術直後から痛みや痺れが生じたが経過観察とされた。
などです。
原因は様々なありますが、そのうち86%が歯科医師の技術・知識不足によるものとも言われております。
日本口腔インプラント学会 専門医であると共に、インプラントメーカーのインストラクターをしております。もちろん日本口腔インプラント学会 専門医を取得していなくともインプラント治療はできます。しかし、少しでもリスクを減らし、安全なインプラント治療をしたい方は、当クリニックにご相談ください。
インプラント治療のサポートをする歯科衛生士も、国際インプラント学会認定衛生士を取得しております。

歯科用CTによる3D視野の確保
痛み・痺れ・出血のリスク排除

国民生活センターへの主な相談内容は、
・相談に行った次の予約日にいきなり手術され、出血が止まらず入院した。
・インプラント治療のリスクが上がる骨粗しょう症の薬を服用していたが治療された。
・手術直後から痛みや痺れが生じたが経過観察とされた。
などですが、これらは術前の診査・診断をきちんと行っていればほとんど発症しません。
特に痛み・痺れ・出血につきましては、歯科用CTで骨の状態・神経・血管を確認していればまったく心配する必要がありません。
また、状態が複雑な状態であれば、ガイドを使用した施術「ガイデッド サージェリー」も行えます。
CTデータを3Dシミュレーションソフトにより解析し、最終的に被せる歯の形から、それに対する理想的なインプラントのポジションまで、そのすべてをコンピューター上でシミュレーションし、それ通りにデジタル処理にて作製した手術用のサージカルガイドを指し、これを使用して行う施術です。

専用オペ室で無菌環境
感染リスクの排除

インプラント治療の成功のカギを握る、クリーンルームである手術室の確保と、感染防止のための徹底した衛生管理があるのと無いとでは、大きな差として結果に影響してきます。
インプラントの手術中は、感染を防ぐための清潔度の高い完全個室と感染防止の設備が完備してあることが望ましいです。
空気中の細菌などを除去するエアクリーナーが稼働しており、内部の清潔な空気を汚染しないようなシステム、清浄度の高い空調環境を維持したクリーンルームを採用し、より安心して手術を受けていただき、安全な治療を提供できる空間を設けております。

全ての歯科医院に手術室があるわけではありません。
手術室がない一般の診療チェアでもインプラント手術は可能です。
しかし通常歯を削っている場所で、滅菌管理もせず、隣では普通に診療しているような環境は好ましくありません。
安全を第一優先にお考えになるのでしたら、専用オペ室でインプラント治療を行いましょう。

妥協のない滅菌対策
患者さんから見えないからこそ

インプラント治療は、身体に人工物を埋める手術を伴うため、手術時には口腔内から起こる出血による感染のリスクは非常に重要なものとなっています。
そのため、インプラント体だけでなく手術器具等の滅菌は高いレベルを維持させています。
当クリニックでは徹底的な手術時の感染予防に努め、どんな小さな器具でも患者様一人ひとりに滅菌された物を用意し、手術を行います。
インプラント治療では、術者と第一助手は完全滅菌されたディスポ(使い捨て)の白衣を着ます。手術用のテーブルにも完全滅菌されたディスポの布をかけた状態で行い、それ以外にも必ず、滅菌された器具は清潔な状態で準備しておきます。
第二助手もインプラントオペに常時付き、必要な器具、材料を準備したり、機材の操作をしたりと、滅菌と非滅菌を完全に分けることに、しっかりとした感染対策を行い、清潔な高いレベルで滅菌された状態を作っています。
滅菌に対するスタッフの意識改革に努め、より安全に最高の状態でインプラント治療を安心して受けていただける環境を整えております。

MESSAGE
インプラント専門医による的確な治療が重要

誰しも、口腔内で長期的に安定したインプラントを望んでいるが、適切なインプラント治療がなされなければ、悲惨な結果を招きかねません。このようなインプラント周囲炎に不幸にも罹患した場合、そのインプラントが重症化し、最終的に「撤去」しなければならない状態になる前に、我々は様々な対応をとらなければなりません。

当然ながら、適切な治療計画を立案して様々なリスク因子を排除し、適切なインプラント治療を行うことによるインプラント周囲炎の可能性の排除は当然ですが、埋入後にインプラント周囲炎に罹患した場合はできるだけ早期にその事実を発見し、原因を除去、処置することが重要です。

インプラントの周囲組織は天然歯のそれとは異なり、その防御機構は弱く、炎症が波及すると容易に深部に波及する可能性が高く、いかに早く発見出来るかは重要な要素の一つです。

院長 佐藤隆太

歯科医師 博士(歯学)
東京歯科大学非常勤講師
日本口腔インプラント学会 専門医
日本口腔検査学会 認定医
歯科医師臨床研修指導歯科医

高度な技術と最新の機器を取りそろえ、徹底した衛生管理のもと、インプラント治療を長年経験してきた歯科医師としての役割を担う歯科治療を提供します。